窓の補助錠の選び方:引き違い窓は「上部」から付ける
窓の鍵(クレセント錠)は、ガラスを割られると手を入れて外されてしまいます。補助錠の種類、付ける位置、賃貸でも使えるタイプをまとめました。
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今日できる一手:1階の引き違い窓の数を数え、窓の上の枠(サッシ)の形を写真に撮っておきます。補助錠が付くかどうかは、この写真で判断できます。
窓の鍵だけでは足りない理由
一戸建て住宅の侵入口は、窓が52.9%で最多です。よく使われるのが、ドライバーで鍵の近くのガラスに拳ほどの穴を開け、手を入れてクレセント錠を直接外す手口です。普通のガラスなら数秒で外されてしまいます。
奈良県の資料は、窓に鍵が2個あれば侵入に時間がかかり、泥棒が嫌がると説明しています。補助錠は「割られても開かない」状態を作る、安くて効果の大きい対策です。
付ける位置は「上部」
愛知県警察は、補助錠はサッシの上部に取り付けたほうが高い効果を得られるとしています。クレセント錠の近くに開けた穴からは、窓の上部まで手が届きにくいためです。
まず上部に1つ付けます。余裕があれば、下部にも足して2か所にすると、さらに時間を稼げます。
補助錠の種類
| 種類 | 付け方 | 賃貸 | 向いている窓 |
|---|---|---|---|
| サッシに挟むタイプ | レールや枠に挟んでネジで締める。穴あけ不要 | 使いやすい | 引き違い窓全般。まず試すならこれ |
| 鍵付きタイプ | 挟むか、ネジで固定。鍵がないと外せない | 挟むタイプなら可 | 外から見えにくく、狙われやすい窓 |
| 鍵付きクレセントへの交換 | 今のクレセント錠ごと付け替える | 要確認(交換になる) | 割られた穴から手を入れられても回せないようにしたい窓 |
取り付けの手順
- 窓の上枠とレールの形・幅を確認し、補助錠の「対応サッシ」と照らし合わせる
- 窓を閉めた状態で、上部の枠に補助錠を当てる
- ネジ(またはつまみ)を締めて固定する
- 外から窓を開けようとして、動かないことを確かめる
- 換気したい窓には、少しだけ開けた位置でも固定できるタイプを選ぶ
付けたあとに気をつけること
- 避難のときに開けられるか:火事などで窓から逃げることもあります。家族全員が外し方を知っておき、鍵付きタイプなら鍵の置き場所を決めておきます。
- 在宅中もかける:補助錠は、かけていなければ意味がありません。換気のあとは必ず戻します。
- CPマークとの関係:CPマーク付きの防犯フィルムは、補助錠の取り付けが条件のひとつです。フィルムを貼るなら、補助錠も一緒に付けてください。
ガラスそのものを割りにくくする方法は防犯フィルムの選び方、割られた瞬間に音で知らせる方法は窓用防犯アラームで解説しています。