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トクリュウ強盗の手口と、狙われやすい戸建ての特徴

住宅を狙う強盗は「名簿・電話・下見」で家を選び、多くは窓から入ってきます。手口の流れと、家の側で断ち切れるポイントをまとめました。

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今日できる一手:在宅中も玄関と窓に鍵をかけ、寝るときは携帯電話を枕元に置く。警察が真っ先に挙げている対策です。

トクリュウとは

「トクリュウ」は、警察が使う「匿名・流動型犯罪グループ」の略称です。SNSや求人サイトで「闇バイト」を募り、集めた人を実行役にして強盗や詐欺をさせます。指示役は履歴が残りにくい通信アプリを使い、自分は表に出ません。

実行役は事件ごとに入れ替わるため、顔ぶれも手口も一定せず、つかみにくいのが「流動型」と呼ばれる理由です。2024年には関東の1都3県で住宅を狙う強盗が続き、4都県警が合同捜査本部を設けました。

家はこうして選ばれる

1. 名簿

犯罪グループは、不正に手に入れた名簿で狙う相手を絞っていると考えられています。個人情報保護委員会は、自治会や同窓会などの名簿管理にも注意を呼びかけています。

2. 電話(アポ電)

名簿に載った家には、点検や調査を装った電話がかかってきます。家族構成、在宅の時間帯、自宅に現金があるかといった情報を聞き出し、「狙う家」を決めます。

断ち切り方:知らない番号には出ない、留守番電話にする、家族やお金の話は電話でしない。高齢の親の家なら、相手に録音を予告する電話機が効きます。

3. 下見

実際に家の周りを見に来ます。家の前を行ったり来たりする、家の周辺をスマホで何度も撮影する、といった不審な人を見かけたら通報するよう、自治体が呼びかけています。香川県では、空き家の屋根に小型カメラとバッテリーが置かれているのが見つかり、留守を探る下見用とみられています。

断ち切り方:「映っている」「人の目がある」と思わせること。カメラ付きインターホンや屋外カメラ、センサーライトは、この段階で効きます。

侵入はどこから来るか

一戸建て住宅では、侵入口の半分以上が窓です。侵入手段は無施錠に次いでガラス破りが多く、令和5年は35.8%を占めました。

  • 無施錠:鍵をかけていない窓や勝手口から入る
  • ガラス破り:鍵の近くを割って手を入れ、クレセント錠を外す。ハンマーで叩き割る、火で焼いて割る手口もある
  • こじ開け:バールでドアと枠のすき間をこじる

窓は「割られても開かない」「割るのに時間がかかる」状態にするのが基本です。具体的には、補助錠、防犯フィルム、窓用防犯アラームで固めます。

警察がすすめる対策

  • 在宅中でも施錠する
  • 防犯カメラ、センサーライト、カメラ付きインターホンを付ける
  • 足場になる物を家の周りに置かない
  • 窓やドアは、防犯性能の高い「CPマーク」付きの部品を選ぶ
  • 就寝時や一人のときは、すぐ110番できるよう携帯電話を手元に置く

どれから手を付けるか迷ったら、予算別プランで順番を確認してください。

出典